シクンシ
インドからマレー半島、ジャワ島に分布する。  日当たりのよい山の斜面や、水辺に生える。   はじめは低木様で、後に、幹の下部は直立し、上方はつる状になる。   幹に鋭い刺を一定の間隔で持ち、他の樹木に絡んで伸び、高さ 5 m位になる。  つるは丈夫で、8 m以上に伸びることもある。
花は桃の実のような芳香があり、花色は開花当初は白色でであるがすぐにピンク色となり、後に紅色となる。   花の直径は3 cm位で、5 cmほどの細長い萼筒を持つ。   属名Quisqualisはこの花色の変化をとらえ、ラテン語のquis(誰)と、qualis(何)とより成る。
成熟果実は使君子と呼ばれ、古くから回虫や、蟯虫に対する駆虫薬に使われてきた。   使君子はその有効成分として2,3-ジアミノプロピオン酸由来のアルカロイド、キスカル酸を含む。   キスカル酸はQ. chinensisQ. indicaなどの シクンシ属の植物の果実から単離されたため、その属名Quisqualisにちなみ Quisqualic acid(キスカル酸)と命名された。
葉はほとんど対生する。  葉身はうすく、長さ7から14 cmの楕円形である。   葉柄は1から2 cmで、基部に関節があり、葉が落ちると葉柄の一部が残り刺状の突起となる。
分 類: シクンシ科シクンシ属
学 名: Quisqualis indica
和 名: シクンシ
英 名: Rangoon Creeper
原 産: インド南部、ミャンマー〜マレー半島、ニューギニア地域
生活型: 常緑蔓性植物
RDB : ---
植栽場所:東花卉室
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