コダチムラサキツユクサ
1.5から2 mの高さに伸び、茎頂に総状花序を付け、多数の青紫色の花をつける。  花は苞葉を持ち、つぼみの時には目立つ。
花は上向きに咲き、ユリ科の花と同様に3数性の対称性を示す。  花弁3枚、がく3枚、おしべ6本、めしべ1本より成る。   この花はおしべに特徴があり、6本のおしべのうち下外側の2本は長く伸び、つく位置も異なり、明らかに外側に反っている。  また、下中央の1本はやや長くやや外側に反っている。  オシベが異なる3形態を有するのはツユクサ(Commelina communis)や マルバツユクサ(Commelina benghalensis)と同様である。
茎は節を持ち、葉は節より出て基部は葉鞘となって茎を取り巻く。  茎の基部には紫色の部分があり、薄緑色の細かい縦縞があるため場所によっては毛が生えているように見える。
茎や葉、花の咲き方など外観がレッドジンジャーに似ているが、花色は青紫と特徴的なため英名はブルージンジャーとなった。
注)
ツユクサ(Commelina communis)やマルバツユクサ (Commelina benghalensis)は、10 %程度ではあるが他家受粉も行う同花受粉花である。  オシベは6本であるが、上側3本は仮オシベであり、花糸が正常なオシベの1/3程度と短い。  葯の形はX形であり、花粉は出すものの稔性はなく、花びらの青紫色に映る黄色い色で昆虫を引き寄せる役割を果たす。  下側中央のオシベは葯の形はY形であり、花糸が1/2程度とやや長く、ある程度花粉を出し受粉に寄与する。  下側両端の2本のオシベは葯の形はO形であり、正常なオシベであり受粉に寄与する。
分 類: ツユクサ科ディコリサンドラ属
学 名: Dichorisandra thyrsiflora
和 名: コダチムラサキツユクサ (木立紫露草)
英 名: Blue Ginger
原 産: ブラジル
生活型: 不耐寒多年草
RDB : ---
植栽場所: 水生植物室、ハワイアンハウス
kodachi-murasaki-tsuyukusa01 kodachi-murasaki-tsuyukusa02
kodachi-murasaki-tsuyukusa03 kodachi-murasaki-tsuyukusa04