ペレスキア・グランディフォリア
サボテンは、できるだけ水分を蒸発させないようコノハサボテン、ウチワサボテン、ハシラサボテンの順に進化してきたと考えられている。  まず水分を蒸散しやすい葉を刺に変え、水分を貯留し易く多肉化し、そしてさらに乾燥した地域では、 最も表面積の小さい球型にと形を変えていった。
ペレスキア・グランディフォリアは、この内最も原始的な形のグループのコノハサボテン属に属する原種のサボテンである。  しかし、サボテンでありながら灌木もしくは低木の形態を取り、2から5 mの高さになり、幹は灰褐色でその直径は25 cmにも達することもある。  また、種小名grandifolia (大きな葉)が示すように、20 cmを超える大きな葉を茂らせる。  この葉は食用となり、現地では挽肉と一緒に調理される。  一方、幹や葉脇には棘があり、サボテンの特徴である刺座を持ち、刺座あたりの棘の数は樹齢と共に徐々に増してゆく。  新しい小枝は、棘のない刺座を持つが、幹では2 - 6.5 cmの棘が90本にも達することがある。
花序は枝先にでき 10から15の花を付けるが、30個以上に達することもある。  花は3から5 cmで、緑色の苞を持つ。  P. grandifolia var. violaceaでは花も苞も紫がかったピンクである。
分 類: サボテン科・ペレスキア属
学 名: Pereskia grandifolia
和 名: サクラキリン (桜麒麟)(園芸名)
英 名: Rose Cactus
原 産: ブラジル
生活型: 灌木/小低木
RDB : ---
植栽場所: 中南米産植物温室
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