トウツルモドキ
日本において分布の北限は徳之島である。  大型のツル草本で、互生した細長い葉は先端が巻きひげ状になっている。  この葉先で他の植物に絡みつき登っていき、10 m 以上の長さになる。  茎先に円錐花序をつける。 花は両性で、痕跡程度の花被片6個、葯の目立つオシベ6本と3裂したメシベをもつ。  果実は赤色球形の核果である。
トウツルモドキの稈は強靭で弾力に富む特性があり、裂いて籠などの編物に使用される。  また、裂いた稈は、濡らして結束すれば、高い強度が得られ、結束材として用いられる。
八重群島の竹富島は、石垣島の南西6kmに有り、島の中央部にある集落では民家はみな木造で赤瓦葺きとなっており、 道は白砂を敷き詰めてある。  この沖縄の伝統的な美しい景観を作り出している赤瓦の屋根は、今なおその土台の結束に、 トウツルモドキが使われている。
鹿児島県では絶滅危惧T類に指定されている。
分 類: トウツルモドキ科トウツルモドキ属
学 名: Flagellaria indica L.
和 名: トウツルモドキ (籐蔓擬)
英 名: ---
原 産: 東南アジア,熱帯アフリカ
生活型: つる性多年草
RDB : 絶滅危惧T類 (鹿児島県)
植栽場所: 中央ヤシ室
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