ブーファン・ディスティカ
南アフリカから熱帯アフリカに広く分布する落葉性の鱗茎(球根)植物である。   鱗茎は直径が15 cm程度となり、乾燥した鱗片に幾重にも被われ地上に露出する。   鱗茎より直接花柄を出し球状もしくは半球状の花序をつける。   花はピンクから赤で甘い香りを持つ。  花後花柄はさらに伸び花火のように広がった種を付ける。   開花時期には葉は枯れている。  花後、細長く縁が波打った葉が扇状に重なり合い立ち上がり、50 cmの高さにまでなる。
Boophane disticha L. Herb (Amaryllidaceae) は多くのアルカロイドを含み、鱗茎よりbuphanidrineやbuphanamineなど少なくとも8種類が確認されている。   これらはセロトニントランスポーターと親和性を有する。   このため、ブーファネ・ディスティカは南アフリカにおいて多くの伝統的医療に用いられる。   たとえば、ブッシュマン(南部アフリカ・カラハリ砂漠を中心に分布する民族San)はブーファネ・ディスティカを伝統的治療薬として鎮痛消炎剤や精神安定剤に用いた。   また、彼らはかつてはこれを毒矢にも利用していた。
このほかにも、鱗茎よりcrinine、distichamine、buphanisineが確認されている。
分 類: ヒガンバナ科ブーファン属
学 名: Boophane disticha (Syn. Boophane longipedicellata)
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植栽場所:多肉植物室
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