ストロファンツス・プレウシー
この植物は、非常に特徴的な花を咲かせる。  つぼみの時は5枚の花被片が一体となっているが、 その先端は5本の細い紐状になり撚り合わさり1本の紐のようになっている。
最初は全体が明るい緑色であるが、徐々につぼみは白くなり、紐は暗褐色となり長くなっていく。  開花すると、紐はほどけ赤みを増してゆき、その長さは30cmにもなる。  これが奇妙でもありこの花の魅力でもある。
ストロファンツスの仲間はアジアからアフリカの熱帯地域に35 -40種類が分布し、多くのものは毒性を有する。  その成分はステロイド配糖体であり、強心剤や利尿剤の原料となる品種もある。  中には象などの大型動物も数秒で倒すほどの強烈な毒性を持っているものもあり、アフリカ原住民が矢毒として用いた。  毒矢は狩猟民族にとって必要な武器であり、四大毒文化圏が存在した。
  南アメリカ、アマゾン河流域のクラーレ毒矢文化圏
        ツボクラリン; 非脱分極性筋弛緩薬     LD50: 0.140 mg/kg (マウス、静脈)
  アフリカ大陸のストロファンツス毒矢文化圏
        ストロファンチン; 強心配糖体          LD50: 0.116 - 0.128 mg/kg (ネコ))
  東南アジア地域のイポー毒矢文化圏
        アンチアリン; ステロイド配糖体        LD50: 0.103 - 0.116 mg/kg (ネコ)
  日本を含む東北アジア地域のトリカブト文化圏
        アコニチン; アルカロイド中最強の毒性  LD50: 0.012 mg/kg (モルモット、皮下)
        (天然物ではフグ毒が最強である。)
分 類: キョウチクトウ科ストロファンツス属
学 名: Strophanthus preussii
和 名: ---
英 名: ---
原 産: 西アフリカ
生活型: 常緑蔓性低木
RDB : ---
植栽場所: サンギャラリー
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