シラタマホシクサ (白玉星草)
シラタマホシクサは小さな白い玉のような花を付け群生し、夜空にちりばめた星のように見えることから、その名がある。
東海地方の丘陵地には砂礫層が分布しており、養分の少ない湧水による小さな貧栄養湿地が多く存在する。   シラタマホシクサは愛知県、三重県と、静岡県のこのような湿地で、植生遷移の初期段階にある所にのみ自生する一年生草本である。   伊勢湾を取り囲むように分布していることから、周伊勢湾要素植物とよばれる。
葉は根生し、幅が1、2 mm程度、長さが10 cmから20 cmで線形である。   秋に花茎を数本伸ばし先端に1つの頭花をつける。   花茎は細長く、直径が1 mm程度、長さが20 cmから40 cmで、5つの稜を持ちゆるくねじれている。   頭花は5 mmから8 mmで多数の小さな花から成る。  白い棒状の毛が密生し、金平糖の表面のようにでこぼこしている。   その形状より、コンペイトウグサ(金平糖草)の別名もある。
シラタマホシクサは,絶滅危惧植物U類(VU)に分類されている。   東海地方のこのような湿地は土地開発や植生遷移の進行、外来種移入によりその環境が変化し、シラタマホシクサの個体数は急速に減少した。   また、これにより遺伝的多様性も低下し、その減少に拍車をかけいる。
分 類: ホシクサ科ホシクサ属
学 名: Eriocaulon nudicuspe Maxim
和 名: シラタマホシクサ (白玉星草)
英 名: ---
原 産: 東海地方
生活型: 一年生草本
RDB : 絶滅危惧II類(VU)
植栽場所:湿地園
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