シロホトトギス (白杜鵑草)

ホトトギスは日本、台湾、朝鮮半島に分布し、19種が確認されている。   そのうち日本では変種を除き13種が確認されており、うち 10種は日本固有種である。   日本列島を中心に分布していることから、日本が原産であると推定されている。

代表種は、ホトトギス(杜鵑草) Tricyrtis hirta (Thunb.) Hook. であり、その若葉や花にある斑点模様が、鳥のホトトギスの胸にある模様と似ていることから命名されたようである。   その名を愛で、茶席の花として、よく使われるようである。   しかし、ところ変われば、花にたいする感性も大きく違い、英語ではtoad lilyと呼ぶ。   これは、ヒキガエルのユリという意味であり、同じ模様であっても、ずいぶん印象が違ってくる。

シロホトトギスは、ホトトギスの白花品種である。   日本固有種で、北海道から九州にかけ、丘陵や低山の半日陰に自生する。

花は上向きに咲き、斑点は入らないが中心近くに黄色の斑点がある。   花は上向きに咲き、6弁の花のように見えるが、花弁と萼片が各々3枚である。   おしべは6本で、めしべを囲むように花の中央に突出し、葯は下を向いて開裂する。   めしべは葯の上方で3つに分かれ、更にその先が2つに分かれる。   めしべが開裂している部分には、透明で非粘着性の毛状突起がたくさんある。

分 類: ユリ科ホトトギス属
学 名: Tricyrtis hirta f. albescens (Makino) Hiyama
和 名: シロホトトギス (白杜鵑草)
英 名: ---
原 産: 日本
生活型: 多年生草本
RDB : ---
植栽場所:日本庭園
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