マルバノキ (丸葉の木)
マルバノキは起源が古い第三紀系(6430万年前から260万年前)の樹種であり、最終氷期(7万年前から1万年前の最近の氷期)の遺存種である。   かつては広い範囲に分布していたが、奈良時代以降に伐採が進行し、現在では限られた地域のみに自生するようになった。
高知県(IB類) 岡山県(I類)三重県(IA類)では絶滅危惧種に、 広島県(NT)では準絶滅危惧種に指定されている。
マルバノキは、丸みを帯びたハート形の葉を持ち、春には鮮やかな若葉、秋には赤く美しい紅葉となる。  樹高は2 mから4 mとなる。
花期は10月から11月で、他の落葉樹と異なり、落葉して休眠期に入る前に、紅葉と同時に開花する。   競争相手のない時期に花を咲かせ、春になってから果実・種子を成長させる。   花の付き方も特徴的で、小さな2つの花が背中合わせに咲く。  花は暗紅紫色、両生花で、直径1cmほどとなる。   ドクダミの様な臭がする。  花弁は5枚、オシベは5本で花柱は太くて短かく2裂する。
赤くてマンサクに似た花が咲くことから、ベニマンサク(紅満作)と呼ばれることもある。   広島県廿日市市のおおの自然観察の森にはベニマンサク群落があり、1937年に広島県の天然記念物に指定された。
分 類: マンサク科マルバノキ属
学 名: Disanthus cercidifolius Maxim.
和 名: マルバノキ (丸葉の木)
英 名: ---
原 産: ---
生活型: 落葉低木
RDB : ---
植栽場所:すぎの木谷
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